グランプリシリーズ 第5・6戦目。

ロシア杯は男女共に白熱した試合に。全大会の中でも見所が多い試合だったかも。私がこの大会で注目したのは佐藤信夫コーチ。女子では(そういえばフィギュアスケートでは男子・女子という和訳だけど、この時代にこれで良いのかしら? 英語だとMen・Ladiesなのに。一応、辞書では男子の意味の中にも男。男性。という意味もあるけれど、その意味ならば最初から男性にすれば?と思うのだが…。)、えぇと閑話休題、信夫さんは女子では中野選手、男子では小塚選手のコーチである。この両選手がロシア杯で良い成績を残し、信夫コーチの笑顔が印象的だった。特に小塚選手はFSの技術点が全選手の中で1位。それも2つのステップがレベル1、加点がほぼ無い状態で、である。これでジャンプが綺麗に決まって加点を貰えれば…、と思うと期待に胸が高鳴る。全日本選手権で良い演技をして、目指せ初の世界選手権。
ロシア杯は子供スケーターがファンからの品をリンク上で選手に直接渡しているのが面白い。
NHK杯は女子が締まりのない試合に。安藤選手に関しては低い得点やGPF出場を逃した事よりも、今期はSP・FP共に一度も完成したプログラムを演技できていない事が心配。全てがしっかり決まれば良いプログラムになると思うだけに残念。NHK杯は一様に調子が良いと報道され、様々なジャンプコンビネーションが見られると期待していたから結果との落差が大きい(そのジャンプコンビネーションがフリーでは1回もなかったのだ)。男子はトマシュ・ベルネル選手の1回目の3Aが1Aにならなければ彼が優勝だったのか…。危ない危ない。高橋・ベルネル選手共に良い演技でした。あと南里選手のSPのスピンの速さとキレに感嘆。あれは格好良い。