昨日から読み始めた小説の作家さんが逮捕の知らせに天地鳴動。誤謬、ならいいけど…。

さて偶数月の8月はラジオ界の聴取率調査週間(通称:スペシャルウィーク/以下:SW)の実施月。期間は、本日24日(月)〜30日(日)まで。今回もラジオ局3局のSW特設サイトを巡回して気になった番組や企画を紹介していきます。

今回のSWは同じ番組での2回目の登場を多く見たような気がします。バカリさんとオードリー、(火)ANNと春菜さん、柳原さんとマツコさん、小木やはぎに田中さん、バナナさんとゲスト3名、などなど需要があっての供給でしょうが、素晴らしきかなマーケティング戦略、と皮肉も言いたくなる。

TBSラジオ:27日(木)の「おぎやはぎのメガネびいき」は、下種な企画。俳優ゲストかと一瞬肝を冷やしましたが、杞憂で、楽しみな面々が集まるみたい。不満としては安直なエロ企画に思えるし、仕込み期間が長く、メールテーマなど同じ話題が続く印象ばかりが残る。
ちなみに29(土)の「クルマびいき」には編集長登場(これも再登板である)。前回の放送は好事家同士の連帯感を感じさせ、門外漢の私も何だか口角が上がっていた。その一方での外山さんの冷静な距離感も好き。最近は「クルマ」の方がフリートークや私生活が多く聴けるように思う。ポッドキャスト冒頭は1ヶ月ぐらい同じCMなので、毎回同じところで心のツッコミをいれている。「コンサートチケットいらない」。

では一行目にJUNK各曜日の企画・ゲストと、二行目は番組への感想・コメントです。

24(月) シークレットライブ情報解禁? 先輩風がびゅーびゅー吹いている。夏も終わりですね。
     絡む芸人の知名度と年齢がどんどん下がっていき、彼は一層張り切るのであろうか。

25(火) 川柳企画 with ブーマー。即座に快哉を叫ぶ明快かつ意味深長な川柳が出来るか!?
     受賞前には持ち上げてたマタヨシ氏の話題に触れてほしい。他番組では何か言ったのかな。

26(水) 大喜利甲子園。この番組もどんどん恒例企画が出来ているのですね。
     愚痴も吐き出せないストレスの溜まるお仕事ですね。どこでスッキリすればいいの!?

27(木) ビショビショ企画。なぜ番組も男子校状態なのかしら。エロ企画の連続には辟易する思い。
     夏休み後の放送がSWで、フリートークが短くなるのが残念。ポッドキャストに期待か。

28(金) 気になる企画。なんだか人選が固定化されて方向性が内に内に向いているような…。
     時間的余裕がないため、ここ2ヶ月聴いてません。要するに優先度が低いということ。

29(土) 旅行企画。視覚的だねー。ヲタク ⇔ セクシーの円環の理を遂に抜けたようですね。
     「カーボーイ」でヤングジャンク扱いでしたが、次回のヤンジャン企画は出られるのだろうか。

30(日)の「安住紳一郎の日曜天国」のゲストは、素人さん。もう好き放題にやってください。
この2ヶ月では何といっても安住さんのお休み、そこからの代打攻勢だろう。振り返ってみれば年始1回目の放送のご挨拶周りの延長線上ではあるものの、オールスター総出演で緊張感、そして1番打者の軽薄感などなど楽しめる箇所はたくさんあった。まさか気象予報士の方の代打も振りになっているのには驚いた。この構成は安住さんのアイデアなのだろうか。それを実行する人脈だけでも本当に有能な人である。まさかの事態を招き、深く自省の念にでも駆られ、その後の放送はやる気を見せるかと思いきや、なんだか曇り空の放送で残念だった。いつか本気出す、と思い続けてもう1,2年だろうか。

ニッポン放送:30(日)夜の柳原さんの番組には再びのマツコさん(聞く率90%)。その後、23:30〜の番組に「まさやん」こと山崎のまさよしさん登場(聞く率70%)。あとはANN0の芸人枠のほうがANNよりもやっぱり楽しそうだ。

オールナイトニッポン各曜日の企画とコメント。

  • 24(月) 復讐祭。何だろう、こういう売り方しか出来ないのかね。燃料が不足しちゃうよ。
  • 25(火) 恋愛マンガ企画。この5年、春菜さんがSWに一つも出ない時はあったのだろうか!?
  • 26(水) CD発売日企画。プロモーションに絡める出演・企画はテレビで十分。
  • 27(木) イベント企画 with 森脇さん。全落みて、貴方の本質を改めて認識しましたよ…。
  • 28(金) 打ち上げSP。ファンならたまらない企画だ、をテンプレートにしましょうか。
  • 29(土) イジリーさん企画。番組のテイストにマッチした人選。番組はこう成長したか…。

j-wave:岡田氏の番組のゲストは荒俣さん。本を読んでいたら彼みたいになれると思っていた時期が私にもありました…(聞く率70%)

遅筆→睡魔→乱文→諦念→おやすみ従順、このコンボ。読者のみんなに「ごめんね」したいです。

さて偶数月の6月は今年度初のラジオ界の聴取率調査週間(通称:スペシャルウィーク/以下:SW)の実施月。期間は、本日8日(月)〜14日(日)まで。今回もラジオ局3局のSW特設サイトを巡回して気になった番組や企画を紹介していきます。

当たり前の話ですが、ラジオで活躍する能力のある人は既に番組を持っていたり、ゲストに呼ばれたりしているわけで、その人たちでラジオは回っているんだなぁ、と感じるSWですね。何が言いたいかというと、いつ何時もどの番組もゲストの人選は重複しているという話です。番組パーソナリティが別の番組に出張したり、毎回どこかの番組に呼ばれるハリセンボンの凄さを感じたり、それってつまり、手堅いけどマンネリってことですね。

TBSラジオ:11日(木)の「おぎやはぎのメガネびいき」は、本当に恒例となった第3回「アイドル妄想総選挙」。ケンコバさんの妄想力によるトークのお陰で間違いなく楽しい。ただ、事前告知を1ヶ月やって、結構な時間を費やした割に盛り上がりに欠ける選挙戦でしたね。1ヶ月間の猶予を持たせたのに関わらず、これといったスキャンダルがなく、妄想のキッカケとなるネタが少なすぎた。過去回と重複する候補者も多く、既視感も生まれやすい恒例化の弊害もある。今後は殿堂入りなり卒業なりをして、候補者の一新をしないとマンネリ化が加速するだけだろう。もし来年も確実に実施するなら、各月ごとにスキャンダラスな人を1〜2人ノミネートしていくとかしないと(直近の話題性の強さが問題か)。←真面目に書いててアホらしいですが…。
この2ヶ月の放送は、後半1ヶ月は「総選挙」告知と、舞台の稽古疲れに番組の持ち味を奪われたのが残念です。

では一行目にJUNK各曜日の企画・ゲストと、二行目は番組への感想・コメントです。

8(月) 通常放送でしょう。野球中継にも出演したり、相変わらずTBSに伊集院あり、か。
     内さま以来、声も顔も見ていない。あっ、タモ倶楽でお見かけしたかな。

9(火) ボケ祭り with ホリケン。企画内容を捏ね繰り回しすぎて、面白さが直流で伝わるか心配。
     越崎マジック継続中。新コーナーは悪くないが持続力が問題か。長期コーナーの終了は惜しい。

10(水) JC・JK鷲掴み企画 with 同期。10代リスナーは予測不可能。怪しげな言葉、10代でトップ!
     キャラを固定しちゃうと発展性が無い。ANNも(月)(火)と同じ切り口の金太郎企画だなぁ。

11(木) 妄想総選挙。長い選挙戦の割に不毛な議論が続いたなぁ。疲労からか妄想に乗ってくれないし。
     「クルマびいき」の編集長との回を何度も聴いています。妄想よりも不愉快さがないからだろうか。

12(金) 興味ある芸人SP。ずっち〜な再びの予感しかしない。番組の根幹を見出せない数年間。
     前回は番組史上に残る数字だったとか。スキャンダ〜ル、素晴らしい宣伝!! (←いい歌です)

13(土) どスケベ企画。オオドリーに負けなくなったと思いきや、DGSには負けてるんですね。
     企画の順番は、ヲタク → セクシー → ヲタク → ヲタク→セクシー。閉鎖リサイクル。

14(日)の「安住紳一郎の日曜天国」のゲストは、吉野ママ。年始にお声を聞いたからか、またか、と思ってしまった(ゲストコーナーは1年4ヶ月ぶりかしら)。最近の安住さんは投稿されたメールへの返し、その反射神経が素晴らしいですね。自分の体験談を差し込んでみたり、リスナーにはお馴染みのエピソードを再構成して挿話したり、小学生からの投稿には親の指示、もしくはなりすましを疑ってみたり、安住さんの持つ技術がいかんなく発揮されている気がします。そして中澤さんのアシスタント業も更に磨きがかかっていいですね。熟年夫婦というと語弊があるかもしれませんが、互いの性格やエピソードを熟知した上でのトークの展開、話の引き出し方が円熟味を増しているように思います。
同日PM11:00〜は「カバヤキ三太郎のごめんね青春!」。不精してここではラジオの話しか書いてませんが、ワタクシ昨年末は「ごめんね青春!」にそれはそれは夢中でして、放送した3ヶ月間の日曜日は、私のキング オブ テレビである「モヤさま」以上に「ごめんね」を楽しみにしてました。番組構成がクドカンで、DJも初代で、これはもう間違いなく面白い。今週は久々に「ごめんね」の日曜日(聞く率100%)。
11(木)昼の「たまむすび」に浅田真央選手(という呼称でもういいのかな)出演。ちなみに8(月)の冠番組では姉妹対談が実現。いつも通りポッドキャストのお世話になります。私は復帰の決断、信夫先生との再タッグなどなど心から嬉しい半面で、マスコミや世間の手厳しい報道や期待に身を投じるのかと思うと、私なんぞがしなくてもいい心配で今から胃を痛めております。

ニッポン放送:幾つかのANNGと幾つかのANN0が面白そう。
好きになってもおかしくないのに、好きにならないバカリズムさん(8(月))のANNGに若林さんとYOUさんがゲスト出演。期待していた割に期待を下回った「ボクらの時代」よりは面白いトークが期待できるでしょうか(聞く率30%)。
帰ってきた久保・能町さんのANNGに、「こじらせ」でも共演した新垣さんがゲスト出演。久保・能町さんも好きになりそうなのに、未だ心の距離を一定に保っている。「こじらせ」を全力で見ることで満腹なのかも(聞く率20%)。
ANN0は芸人2組の曜日が文面上だと楽しそう。芸人がどうこうよりも、ニッポン放送にはこの「枠」を含めANNが3つあるのが羨ましい(実績はともかく)。JUNKもゼロなりツーなり長期政権との下克上を試みる場が欲しいなぁ、と枠の再構築を願うのでありました(聞く率20%)

オールナイトニッポン各曜日の企画とコメント。

  • 8(月) さよなら企画。よく続きました◎ 今年も紅白出られるといいですね。同じ曲で。
  • 9(火) モテ企画。聴けば恋愛偏差値40上昇!? ってか、その前に知名度40あげましょう。
  • 10(水) 後の祭り企画。年に一度の注目度再上昇チャンス。国民的人気でガンバレー。
  • 11(木) 老害企画。本当に言い負かされたら面白いのに。私が思う老害はあの眼鏡。
  • 12(金) 男祭り。歌えないミリオンセラーに、歌えないレコ大。聴取率が本当の人気!?
  • 13(土) 日本代表企画。それより併記されてた6日の放送が楽しそうだ。聴いちゃおうかな。

j-wave:岡田氏の番組のゲストは作家さん。岡田さんはこういう男の美学、大人の作法的な作家さん好きですよね。私はパス!

黄砂に吹かれて 雨に打たれて シャワーに打たれて 後は寝るだけ ワンオクロック。

さて偶数月の4月は今年度初のラジオ界の聴取率調査週間(通称:スペシャルウィーク/以下:SW)の実施月。期間は、本日20日(月)〜26日(日)まで。今回もラジオ局3局のSW特設サイトを巡回して気になった番組や企画を紹介していきます。

新番組が始まり1ヶ月弱。最初の試練の時を迎える今回。初の試練をいきなり特別編成で回避したり、あの番組が終わったり降格したりするのに、なぜかあんな番組が終わらないで、それでいてまたあのグループの新番組が始まるんだ、へー、つまらなそう、というのがNッポン放送の顔ぶれ。今年度も大きな芸能事務所と仲良くやって、リスナーを二の次に考えたらいいじゃないの。

TBSラジオ:23日(木)の「おぎやはぎのメガネびいき」は、ラップ企画。ゴッドタンの企画会議の出がらしから生まれたのかしら、と勘ぐってしまう唐突な企画。今回の危惧は2つ。1つは裏番組がド直球の深夜企画であるということ。そしてもう1つは本家のラッパーを絶賛が必須の空気への不安である。まずは前者。ANNが深夜放送にふさわしい下ネタ企画をSPに用意し、更には岡村さんに加え、バカリズムさんという絶妙な人選である。2人の喋りの巧者がどんな2時間を送るのか、と想像するだけでも楽しいのだ。これは困った。そして後者。基本的には3年前の直太朗さんとオギ音ミクとの歌対決企画のように、小木さんの稚拙さが笑いになるのだろうけど、そこに初登場のラッパーが直太朗さん役をしっかりと担えるかどうかが心配である。まず、直太朗さんの作る旋律と違って、私には巧拙が分かりにくいラップというジャンルが問題で、更には兼ちゃん物件のゲスト、しかも初登場の距離感がある。歌手と繰り広げた「オーイェー」企画のように、歌った後に矢作さんの「おぉ〜」という白々しくも感じられる感嘆の声が今から聞こえるようである。とにかく、今回は完敗しちゃいそう、という私の予想である。
この2ヶ月の通常放送では、良子さんの登場に驚きました。濃密な30分の後、風のように去るという姿勢も素敵だった。長時間ゲストが居るよりも、通常の「メガネびいき」が基礎にありながら、そこに加わる付加価値だったので満足度も高い。聴いた時は「ゲストか〜」 → 「良子さん!!」の心拍数急上昇なトキメキがありました。コーナーでは否定一辺倒だった「クソステーション」も肯定が入るようになって聴き心地が良くなった。「君の名は」は数年前にパターンが出尽くしたのだろうか、どうにも調子が上がらない感じ。「批評」は「青空風船クラブ」をはじめとして常連がまた増えて楽しい。

では一行目にJUNK各曜日の企画・ゲストと、二行目は番組への感想・コメントです。

20(月) 通常放送かな。そろそろ視聴を再開する予感。
     一ヶ月半ほど待ち望んだ「内さま」配信中。前半のラジオ企画を全編でやって欲しかった。

21(火) 番組紹介 with アンガールズ。最初のアナウンスでは山根さんだけだったような。でも楽しみ。
     コシザキマジックは賛否両論。どの番組でも長文投稿には作為を感じてしまう嫌な私。

22(水) クズ三銃士。ネット記者が虎視眈々とネタを狙ってそう。それは番組や局に得なのかどうか。
     もうさ、この3人で番組やろうよ。もうさ、そういう世界を創り上げようよ。

23(木) ラップ企画。ある意味でゲストの手腕が勝負の分かれ目。難しいスタンスですが期待してます。
     謎のゲストK。カリスマ→かわしま、なので、もう一人のかわしま、か、かますだ.COM。

24(金) 公式お兄ちゃん企画。1年前の悪夢再び。P計画やK計画を実行するでもなく、ただのゲスト…!?
     終わって気付くクイズスピリッツへの親しみ。話すこと無いなら良いコーナ作ればいいのに。

25(土) 引き続きアニメ企画。好成績だった前回からのリスナーは、この2ヶ月、番組を聴き続けたのか…。
     前回に味をしめたのか、→ ヲタク → セクシー → ヲタク → ヲタク、の順番ですね。

26(日)の「安住紳一郎の日曜天国」のゲストは、バスの降車ボタン収集家。通常回でもここまでマニアックなゲストも珍しいのに、SPにこの人選。マニアゲストの方は話の上手さというよりも、本物かどうかがコーナーの面白さを分けると思います。安住さんなどがちょっと踏み込んだ質問をした時に「××(質問)かどうかはちょっと分かりませんが、○○」と言われると、「あれっ、この人、奇特な趣味を持っている自分に酔ってるだけなのかしら」などと意地の悪い私は思ってしまいます。その世界にここ2,3年で急激にのめり込んだ人、ライターをやっている人などが怪しい感じである(高慢と偏見)。
放送は既に終わってますが、20(月)夜の浅田真央さんの番組に伊藤みどりさん登場。ポッドキャストで聴きます。私が好きだからという贔屓もありますが、浅田真央の声はいいですね。ここ数年でボキャブラリーも増えた気がしますし、自分の思いをストレートに表現できるのが聴いていて心地よいです。この番組は全18回。今年も復帰しないなら好評につき延長、とかないかなぁ。復帰したら心から応援いたします。

ニッポン放送:1週間丸々特別編成のANN0(ゼロ)に、今年度も変わらないニッポン放送の姿勢を見ました。26(日)夕方の鶴瓶さんの番組にマツコさん登場。これはどんな手段を使っても聴くと思います。意外な組み合わせでは、25(土)昼のアッコさんの番組に所さんが登場。アッコさんとトークする所さんの姿が想像できないので、どんな話し方なのか(態度や敬語などなど)だけ気になります。

オールナイトニッポン各曜日の企画とコメント。

  • 20(月) OKサイン企画。そこはかと香る土曜JUNK感、そして行き詰まり感。
  • 21(火) 岡村さん登場。進退窮まるANNは岡村さんかオードリーを呼ぶの法則。
  • 22(水) 初の生放送SP。生放送が特別企画になる、この感じ…。あっ、爆笑問題もか。
  • 23(木) 嫌な性 with バカリズムさん。悔しいけれど、これは勝てる気がしない…。
  • 24(金) 4月から番組開始。(水)に続きファンのための番組。長く続くといいよね…。
  • 25(土) ハッピー企画。悔しいけれど面白そう!! ゴッドタン・こじらせ・オードリーの佐久間の三択。

j-wave:岡田氏の番組のゲストは作家さん。番組10周年だって…。素直に感嘆。