遅筆→睡魔→乱文→諦念→おやすみ従順、このコンボ。読者のみんなに「ごめんね」したいです。

さて偶数月の6月は今年度初のラジオ界の聴取率調査週間(通称:スペシャルウィーク/以下:SW)の実施月。期間は、本日8日(月)〜14日(日)まで。今回もラジオ局3局のSW特設サイトを巡回して気になった番組や企画を紹介していきます。

当たり前の話ですが、ラジオで活躍する能力のある人は既に番組を持っていたり、ゲストに呼ばれたりしているわけで、その人たちでラジオは回っているんだなぁ、と感じるSWですね。何が言いたいかというと、いつ何時もどの番組もゲストの人選は重複しているという話です。番組パーソナリティが別の番組に出張したり、毎回どこかの番組に呼ばれるハリセンボンの凄さを感じたり、それってつまり、手堅いけどマンネリってことですね。

TBSラジオ:11日(木)の「おぎやはぎのメガネびいき」は、本当に恒例となった第3回「アイドル妄想総選挙」。ケンコバさんの妄想力によるトークのお陰で間違いなく楽しい。ただ、事前告知を1ヶ月やって、結構な時間を費やした割に盛り上がりに欠ける選挙戦でしたね。1ヶ月間の猶予を持たせたのに関わらず、これといったスキャンダルがなく、妄想のキッカケとなるネタが少なすぎた。過去回と重複する候補者も多く、既視感も生まれやすい恒例化の弊害もある。今後は殿堂入りなり卒業なりをして、候補者の一新をしないとマンネリ化が加速するだけだろう。もし来年も確実に実施するなら、各月ごとにスキャンダラスな人を1〜2人ノミネートしていくとかしないと(直近の話題性の強さが問題か)。←真面目に書いててアホらしいですが…。
この2ヶ月の放送は、後半1ヶ月は「総選挙」告知と、舞台の稽古疲れに番組の持ち味を奪われたのが残念です。

では一行目にJUNK各曜日の企画・ゲストと、二行目は番組への感想・コメントです。

8(月) 通常放送でしょう。野球中継にも出演したり、相変わらずTBSに伊集院あり、か。
     内さま以来、声も顔も見ていない。あっ、タモ倶楽でお見かけしたかな。

9(火) ボケ祭り with ホリケン。企画内容を捏ね繰り回しすぎて、面白さが直流で伝わるか心配。
     越崎マジック継続中。新コーナーは悪くないが持続力が問題か。長期コーナーの終了は惜しい。

10(水) JC・JK鷲掴み企画 with 同期。10代リスナーは予測不可能。怪しげな言葉、10代でトップ!
     キャラを固定しちゃうと発展性が無い。ANNも(月)(火)と同じ切り口の金太郎企画だなぁ。

11(木) 妄想総選挙。長い選挙戦の割に不毛な議論が続いたなぁ。疲労からか妄想に乗ってくれないし。
     「クルマびいき」の編集長との回を何度も聴いています。妄想よりも不愉快さがないからだろうか。

12(金) 興味ある芸人SP。ずっち〜な再びの予感しかしない。番組の根幹を見出せない数年間。
     前回は番組史上に残る数字だったとか。スキャンダ〜ル、素晴らしい宣伝!! (←いい歌です)

13(土) どスケベ企画。オオドリーに負けなくなったと思いきや、DGSには負けてるんですね。
     企画の順番は、ヲタク → セクシー → ヲタク → ヲタク→セクシー。閉鎖リサイクル。

14(日)の「安住紳一郎の日曜天国」のゲストは、吉野ママ。年始にお声を聞いたからか、またか、と思ってしまった(ゲストコーナーは1年4ヶ月ぶりかしら)。最近の安住さんは投稿されたメールへの返し、その反射神経が素晴らしいですね。自分の体験談を差し込んでみたり、リスナーにはお馴染みのエピソードを再構成して挿話したり、小学生からの投稿には親の指示、もしくはなりすましを疑ってみたり、安住さんの持つ技術がいかんなく発揮されている気がします。そして中澤さんのアシスタント業も更に磨きがかかっていいですね。熟年夫婦というと語弊があるかもしれませんが、互いの性格やエピソードを熟知した上でのトークの展開、話の引き出し方が円熟味を増しているように思います。
同日PM11:00〜は「カバヤキ三太郎のごめんね青春!」。不精してここではラジオの話しか書いてませんが、ワタクシ昨年末は「ごめんね青春!」にそれはそれは夢中でして、放送した3ヶ月間の日曜日は、私のキング オブ テレビである「モヤさま」以上に「ごめんね」を楽しみにしてました。番組構成がクドカンで、DJも初代で、これはもう間違いなく面白い。今週は久々に「ごめんね」の日曜日(聞く率100%)。
11(木)昼の「たまむすび」に浅田真央選手(という呼称でもういいのかな)出演。ちなみに8(月)の冠番組では姉妹対談が実現。いつも通りポッドキャストのお世話になります。私は復帰の決断、信夫先生との再タッグなどなど心から嬉しい半面で、マスコミや世間の手厳しい報道や期待に身を投じるのかと思うと、私なんぞがしなくてもいい心配で今から胃を痛めております。

ニッポン放送:幾つかのANNGと幾つかのANN0が面白そう。
好きになってもおかしくないのに、好きにならないバカリズムさん(8(月))のANNGに若林さんとYOUさんがゲスト出演。期待していた割に期待を下回った「ボクらの時代」よりは面白いトークが期待できるでしょうか(聞く率30%)。
帰ってきた久保・能町さんのANNGに、「こじらせ」でも共演した新垣さんがゲスト出演。久保・能町さんも好きになりそうなのに、未だ心の距離を一定に保っている。「こじらせ」を全力で見ることで満腹なのかも(聞く率20%)。
ANN0は芸人2組の曜日が文面上だと楽しそう。芸人がどうこうよりも、ニッポン放送にはこの「枠」を含めANNが3つあるのが羨ましい(実績はともかく)。JUNKもゼロなりツーなり長期政権との下克上を試みる場が欲しいなぁ、と枠の再構築を願うのでありました(聞く率20%)

オールナイトニッポン各曜日の企画とコメント。

  • 8(月) さよなら企画。よく続きました◎ 今年も紅白出られるといいですね。同じ曲で。
  • 9(火) モテ企画。聴けば恋愛偏差値40上昇!? ってか、その前に知名度40あげましょう。
  • 10(水) 後の祭り企画。年に一度の注目度再上昇チャンス。国民的人気でガンバレー。
  • 11(木) 老害企画。本当に言い負かされたら面白いのに。私が思う老害はあの眼鏡。
  • 12(金) 男祭り。歌えないミリオンセラーに、歌えないレコ大。聴取率が本当の人気!?
  • 13(土) 日本代表企画。それより併記されてた6日の放送が楽しそうだ。聴いちゃおうかな。

j-wave:岡田氏の番組のゲストは作家さん。岡田さんはこういう男の美学、大人の作法的な作家さん好きですよね。私はパス!