2006-08-20から1日間の記事一覧

貞操エレベーター。

書物の外観のことは、テイソウだったかソウテイだったか、未だに迷う。この思考の迷宮からの脱出方法は言葉の後ろに「〜の危機」を付けることだ。テイソウの危機、ソウテイの危機。言葉として付かない方が本の外観のことである。この回りくどい思考をいつも繰…

変換機能。

「只(ただ)」の事を俗に「ロハ」と言うのを知ったのは、何年か前の事だ。只という漢字を分解するとカタカナのロとハになるからロハなのだが、私にはピンとこなかった。なぜなら私の頭の中で「ただ」を変換しても第一候補にくるのは「只」ではなく「タダ」だからだ。変…

夏の一冊読書。

なんと、あのベートーヴェンが探偵役である。音楽探偵だ。といっても、旋律という個性から犯人を捜すような物語ではありません。 ミステリとしても面白いのですが、会話文が絶妙で、まるで×××のようだった。おっと、これはラストのネタバレか…(笑)? この小…