先週の「お餅の科学」の回の放送で、お餅は乾燥するとレンガよりも硬くなり、空手家の拳でも割れないぐらいに硬くなるという事を実験をしていた(逆に空手家の拳が割れて血を出していた ← バラエティ番組のお笑い芸人ならば、あるまじき行為)。これを見て、2600ルクスの閃きとともにまた一つミステリのトリックを思い付いた。
そう、凶器は乾燥した餅、そして犯行後、犯人が餅を食して完全に証拠隠滅→完全犯罪成立という構想。凶器の隠滅、胃の中パターンはよくあるパターンかもしれないが、生理的嫌悪以外はかなり良いアイデアだとご満悦。しかし、やはり案の定で、「餅+凶器+ミステリ」で検索すると大物作家が使ったという前例がヒット。くそぅ松本、私が推理作家になるチャンスを奪いやがった(笑)!
そして30日(日)の今年最後の「目がテン!」は「2007年科学ニュースベスト10」を放送。私としては例年通りに総集編でも良かったけれど、この放送は来年からも変わらずに科学番組として放送する、という制作者側の決意の表れにも思えた。一時期、健康番組みたいになっていたけれど、問題になった「あるある大げさ辞典」の影響か、その方向性は影を潜めたようだ。何はともあれ、来年も楽しみに拝見させて頂きます。