いきなり新企画、「best_liliumの数えてみよう」。これはテレビ番組「所さんの目がテン!」の「目がテン!恒例数えてみよう」をパクって、インスパイアして私が考え出したオリジナリティ溢れる企画。読書に関する無意識の数字を意識的に分類し、その結果に表れた数字の中に秩序や意味を見出してみる、という理科の実験っぽいレポート。
※始めに言っておきますが今回の試みは完全に企画倒れになっております(笑&泣)
今回のテーマは「(私の)読書生活における男女の比率について」(07.11.07現在)。
まずは<表1>が「読了本における男女比」。対象となるのは私が今まで読了した本の中から共著や海外作品を抜いた631作品。これを男性・女性作家に分けて集計(計算は小数点第2位を四捨五入。以下同じ)。
そして<表2>は<表1>の副産物。図らずも集計できた「作家&性別別(?)読了数ベスト10」。結果としては好きな作家さんがやはり上位にいますね。ただ決して多作ではない伊坂・法月・米澤・小林聡美が入っているのが意外。そして何よりも第10位で読了数が一桁になった事に驚きと失望を感じる。自分で思ってる以上に、広く浅く読むタイプなのかもしれません。これは今日まで気づかなかった事実。ダーリンの浮気者!
<表1>読了本における作家数・読了数の男女比など
| 男性作家(割合) | 女性作家(割合) |
作家数(計163名) | 110名(67.5%) | 53名(32.5%) |
読了数(計631作品) | 436冊(69.1%) | 195冊(30.9%) |
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読了数5作品未満の作家 | 82名(74.5%) | 38名(71.7%) |
読了数5〜9作品の作家 | 19名(17.3%) | 9名(17.0%) |
読了数10作品以上の作家 | 9名(8.2%) | 6名(11.3%) |
<表2>作家&性別別(?)読了数ベスト10
| 男性作家(冊数) | 女性作家(冊数) |
第1位 | 森博嗣(49) | |
第2位 | 北村薫(23) | |
第3位 | 有栖川有栖・西澤保彦(22) | |
第4位 | 東野圭吾(18) | |
第5位 | 島田荘司(17) | 恩田陸(17(分冊を含む)) |
第6位 | | 宮部みゆき・室井滋(14) |
第7位 | | 近藤史恵・森絵都(13) |
第8位 | 伊坂幸太郎(12) | |
第9位 | 綾辻行人・法月綸太郎(10) | 村山由佳(10) |
第10位 | 泡坂妻夫・浅田次郎・米澤穂信(9) | 小林聡美(9) |
ここまでは他のサイトでも見かける企画なので、ここからは積読ちゃんの私ならではの独自企画を提案。それは大量の積読本を含めた所持本における男女比について。それを表したのが<表3>、そして<表3>の副産物が<表4>の「所持数の多い作家ベスト5」。
<表3>所持本における作家数・読了数の男女比など
| 男性作家(割合) | 女性作家(割合) |
作家数(計278名) | 204名(73.4%) | 74名(26.6%) |
所持数(計1**5冊) | *18冊(71.4%) | *0*冊(28.6%) |
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所持数5作品未満の作家 | 136名(66.7%) | 50名(67.6%) |
所持数5〜9作品の作家 | 36名(17.6%) | 12名(16.2%) |
所持数10作品以上 | 32名(15.7%) | 12名(16.2%) |
<表4>性別別(?)所持数ベスト5
| 男性作家(冊数) | 女性作家(冊数) |
第1位 | 森博嗣(46) | 宮部みゆき(48) |
第2位 | 東野圭吾(41) | 恩田陸(35) |
第3位 | 島田荘司(33) | 山崎豊子(20) |
第4位 | 浅田次郎(26) | 室井滋(17) |
第5位 | 西澤保彦(24) | 村山由佳(15) |
苦し紛れの結論としては、どのデータにおいても男女比は7:3である、と言えるだろうか(データのどこまでを誤差とするか理科以外で実験をした事がない身としては困った(そもそも最初から企画自体が成立してないのでは…))。なので「私の読書生活の中の男女比はどこまでも7:3である」というのが強引な結論になります。作家数・読了数・所持数共に男女比がほぼ7:3という比率が私の読書黄金比である。という事で実験終了…。でも無意識な読書と購買にしては、それらしい数字に出たんではないでしょうか。…でもやっぱり苦しいか。
そして男女比は7:3ながら、読了数や所持数の分布はほぼ男女とも同じ結果になる、という事までが今日の収穫。お疲れ様でした。本当は男女別の未読率も計算したかったのですが、本当に手間がかかるので遠い未来、気が向いたときにでもやりま、…せん。
余りにも酷い推論なので、また書き直すかもしれないし書き直す気も起きないほど膝を抱えて泣いてるかもしれません…。では、また来世〜。