今週の「目がテン!」。

今週は「シナモン」の科学。

「俗に言うニッキと呼ばれるスパイスは何か?」答え「シナモン」
という問題を聞いた事があったが、これは正確には間違いだったのか。
シナモンはコーヒー・紅茶・シナモンロールで使われ、ニッキは八つ橋に使われる。
2つの違いは、どちらも同じクスノキ科の樹皮から作られるが、
シナモンはセイロンニッケイ・ニッキはシナニッケイの木という違いがある。
原料的には兄弟同然、匂いの成分もほぼ同じだがシナモンの方がマイルドな香りらしい。


ここで日記を私的指摘ジャック(パロディ)。
私はシナモン全般が苦手だが、八つ橋は大好きである…。なぜ!?
私の舌はこのよく似た二つの違いを敏感に感じ取っているのか。我ながらすごいぞ。
兄弟・姉妹を同時に好きにならないのと同じ? 違うか…。違うね。
実は今回の「目がテン!」で私が一番驚いたのは、八つ橋工場の映像。
京都や和菓子というイメージから手作業を想像したが、すごいオートメーション。
あんこを八つ橋の皮で包む作業までも機械だった!
二つのゴムの摘み手が指のように皮の一つの角を持ち上げてペロンと被せる。
面白いな〜。ああいう専門機械というのは本当に見ていて面白い。
人間の知恵と工夫を感じるのだ。八つ橋工場の「プロジェクトX」を見てみたい。