はじめまして、ラジオです。恥を知れって、ラジオです。

偶数月の10月は聴取率調査週間(スペシャルウィーク/SW)の実施月。期間は今日17日(月)〜23日(日)。今回もラジオ局3局のSW特設サイトを巡回して私が気になった番組を紹介します。愚痴が多いですが悪しからず。
去る9月18日の爆笑問題の「日曜サンデー」内でのTBSラジオ開局60周年記念イベント「感謝DEサカス」の模様は面白かったですね〜。JUNKパーソナリティが勢揃いした様子だけで大興奮の私は、 何と言われようと 今の並びが好きだと実感した。何と言ってるのがTBSラジオの社長である事が大問題なのですが…(今のJUNKの並びは池田Pの力によるものかしら。池田P干されるの…?)。けれど社長の意見に同調する部分も多々ある。JUNKパーソナリティの選定はまずテレビでの活躍を篩いにしているし、パーソナリティの高齢化には未来はない。その意味ではニッポン放送の挑戦は評価できる(まぁ勝負には負けてるし、見る目ないとも思うけど…)。現在のJUNK各番組に愛着を持つ保守派の私がいる一方で、社長が大鉈振るって大改革する様子も見てみたい。若返りに成功するか、大失敗して池田新社長の誕生まで見届けたいものだ。痛みを伴う構造改革
TBSラジオ:伊集院光さんの「深夜の馬鹿力」は今回も通常放送か(いまTwitter見たら今日がSWと認識してるみたい)。そういえばこの2ヶ月間の放送で、自転車のゴールが和歌山だと仰っていましたね。けれど別居状態の副産物である自転車旅・食事関係・独身生活などはダイレクトに楽しめない。別居して伊集院さんの目にする世界が、トーク内容が狭まった気がしてならない。
また脳直で怪電波を発していたかつての伊集院さんによる、脳直の下ネタが全く笑えない。真面目な話をした後に、フリートークの落とし所を見失った後に伝家の宝刀の如く、今、「オモシロ」を提供しているというアピールで、主にア○ル関連の話をし出すが、笑っているのは渡辺さんだけだよ…。オヤジがオヤジギャグを言うのは年齢と共に羞恥心を喪失する結果だというが、センスや品位を喪失したダイレクトな下ネタには伊集院さんの加齢を感じずにはいられない。これはさまあーずの三村さんにも言える(「さまぁ〜ZOO」での高校生の小島瑠璃子さんへの発言などなど)。彼らが若い頃には思い留まった一言なんだろうな、と思う度に悲しくなる。若手芸人の話や、投稿ネタの途中で口を挿んじゃうのも、自制が効かなくなってしまった結果だろうか。
他曜日のJUNKは(火)がコーナー拡大、(水)が内輪企画、(木)が元パーソナリティ、(金)が秘密ゲスト、(土)が内紛企画。(木)が楽しみですね。番組終了時に何があったのか知りませんが、現社長の悪口とか言わないかなと下衆な期待をしております。
現在、好きな番組TOP3に入る「日曜天国」はゲストは歴史学者。そういえばこの番組もSWでもプレゼントを除いては通常放送を貫いていますね。番組の面白さは安住アナの精神状態によるものが大きいですが、ここ数週は非常に面白い(「思い出迷子」の秋だからか(笑)!?)。この番組はリスナー・出演者が愛し愛されている幸福な状態だなぁ、と聴く度に嬉しくなる。チームワークの勝利である。
ニッポン放送:ANNのゲスト・企画は(月)歌手、(火)ぴよぴよ(元オードリー)、(水)翔対談、(木)がマラソン企画その他、(金)がお悩み相談、そして(土)のぴよぴよは伝説の番組「せんこし」の初回放送。聴いちゃうのは(火)、聴くのは(土)。ぴよぴよ恐ろしい子
オードリーのANNは企画段階では面白そうなのに、実際の完成品は疑問符が付く場合が多いのが玉に瑕。書籍、番組、歌などの企画立ち上げの際にリスナーからのご意見を募集しておいて、結局、「チーム付け焼刃」は企画発足当初からこんなものを目指していたんだろうなというリスナー不在の完成品を世に出してしまう。リスナー(国民)との一体感とか意見の汲み上げが全く見られない、政治家独善のニッポンの政治と同じ(などと言ってみる)。次回の「せんこし」や、今後の春日管理人による番組HPの充足など、期待と現実の乖離がこわ〜い。私の情報収集不足もあるが、「せんこし」メンバー誰も知らないし。全企画においてもう少しだけリスナーの意見をまとめ上げれば、オードリーだけでなく番組自体に愛着を持つ人が増えると思うのに今一歩、残念な番組である。その一歩の遠さにリスナーの足が遠のかない事を願うばかりである。
j-wave:岡田氏の番組ゲストは作家の平野啓一郎さん。番組にスポンサーが付いたのかな? 岡田氏にはもう一歩、話に踏み込んでほしい。割と自信家だと思う一方で、相手の話を咀嚼せずに自分の言葉の範囲でしか話していないように感じられる。