人間機械論。

果たして、私の行動全てが私の意志の下に行われているのだろうか…?
という哲学的な思案に暮れる、毎週月曜日。というのも、この日記を登録した後の私の行動には、私以外の意志が入っている気がしてならないのだ。全ては誰かに統制されているのではないか。まず12時10分にテレビの前に座るだろう。そして、その後40分間テレビを観賞。時刻が12時59分になると今度は、コンポのスイッチを入れる。ラジオに機能を合わせて1時の時報とともに録音ボタンを押す。そして電灯のスイッチを切るだろう…。
あなおそろしや、私はこの決められた行動を先週も先々週もしている。いや、何年にも亘って同じ行動をしているのだ。そんな者が果たして自由意志を持つ人間と言えるのだろうか。否、言えない。あぁ何という事だ、私は機械だったのだ! とコンバトラーVのガルーダ的驚愕の事実発覚。しかし、私がこの事実に気付いたからといって、私が機械である事実は変わらないし、「ロボット工学の三原則」によって人間の命令に背く事は出来ない。あぁ今週も厭々ながら、テレビを見て、ラジオを録音し、そして睡眠という名の充電をするのか!