クソメン川柳:クソメンの 感謝の言葉は すみません。使わない 物でふくらむ クソかばん。

偶数月の10月はラジオ界の聴取率調査週間(通称:スペシャルウィーク/以下:SW)の実施月です。期間は、本日21日(月)〜27日(日)まで。今回もラジオ局3局(実質AM2局)のSW特設サイトを巡回して私が気になった番組を徒然なるままにピックアップ!
この2ヶ月は、深夜放送における2時間の有限性について考えた、かな。きっかけは「メガネびいき」の前回のSWにおけるザキヤマさんのやりたい放題で、ザキヤマさんに対して「にどとくんな!!(「よつばと!」5巻86ページの顔で(「にどとくんな」検索で画像が出た(笑))」と視聴後に呪いをかけた。心待ちにしている週に2時間きりの放送が本人ではなく他人の手によって荒らされる怒りと悲しみに震えた。次に強くそう思ったのはまたも「メガネびいき」で、直近2回の放送におけるオークラさんの失態と謝罪に費やされた時間に対してでした。ザキヤマさんの10倍のボリュームで「にどとくんな!!」と叫ばずにはいられなかった。
バナナマンおぎやはぎとオークラさんの関係性が同等というのは分かるのだが、聞きたいのは「スター」であるコンビの言葉なんだよなー、とオークラさんの保身と弁護に終始する発言量の多さに辟易とするのであった。(金)の「バナナムーン」はバナナマンの仕事の多忙さのせいか、元来するつもりがないのかプライベートなフリートークが一切ない事が多いが、まったりというよりダラリとした放送内容になっているのはドロリのせいではないかまた恨みが増す。年々、スタッフいじりの水増しで希釈されていく放送に、早期終了すら願ってしまう。
その2時間の情報量やテンポという点では(火)の爆笑問題が1番ではないかと思うようになった。どこの15分を切り取っても、内容が充実していて楽しめるのは美点だと思う。ただ時間を共有する深夜ラジオにあるまじき録音という点が大変残念だけど。
TBSラジオ:(月)の「伊集院光 深夜の馬鹿力」は通常放送でしょう。2時間の生放送への思いという点では伊集院さんの右に出るものはいないでしょう。この2ヶ月強で1人喋りの難しさを痛感する放送を聞いた後だけに、そのトーク技術を改めて思い知らされた。けれどそのトークでもメジャー作品の評論家側(後手)に回ろうとする伊集院さんのトークはあんまり好きじゃないですね。肌に合わない事が自明なドラマを見て20分に亘って粗を指摘するって、そこらのネット弁慶と同じ精神構造じゃないか(私もか!?)。有吉さん言う所の「上に立ちたい」願望が出てる気がする。もっとマイナーな海外番組の話や、メジャーであってもゲームのプレイ中に起こる悲喜交々は体験談としていくらでも聞きたいものだ。あと、ヒゲちゃんと相性が良くないでしょと、前回のSWのFAX選定時のネチネチ度合いを聞いて思いましたよ。
(木)の「おぎやはぎのメガネびいき」は、前述の通り前回のSWと直近の放送で、心を整えるために1度、音声を切るという事態になりました。工務店さんと3人で「大人のクソメン」放送だったのに、一気に内容が幼稚化して、バナナマンと違いおぎやはぎは上手くコントロールしていたものの、謝罪とはいえ嫌な力関係が透けて見える放送になり、私が聞きたい内容との大きな齟齬となった。それは伊集院さんと若手芸人との絡みでも思う事です。何度も言うけれど、私は出演者や制作者がフラットな関係性の放送が好きみたいだ。しかし今回のSWの企画と内容は何の心配もしておりません。企画が企画名だけに小木さんも喋る機会多そうだし、兼ちゃんは「うぬぼれ」共演で更に好きになった長瀬さんと楽しそうに話すだろうし。まぁ、私がこりゃダメだと思った「ケツアゴびいき」でも結果は引き分けだったし、(木)の勝敗は読めませんね。テレビの視聴率の好不調は、その前週の放送内容への視聴者の評価、と、ざまぁ〜ずのお2人は考えてたと思いますが、今回の結果が悪かったら、前週までのオークラ裁判への聴取者の反応だと思いましょう。何度でも言うよ、「にどとくんな!!」。
一行目にJUNK各曜日の企画・ゲストと、二行目は番組への感想・コメントです。

21(月) 喋らない主義を貫く構成の渡辺さんに敬意を表する今日この頃。もういくらでも笑って下さいよ。
     ダイエット期は終わったのかな。短期集中型だからトークの痩せ細りが甚だしい。また来年。

22(火) ザ・企画 with 秋山さん。企画が見えてきませんが楽しい放送になる予感。フリートークもあるといいな。
     ちゃんとコーナー遂行って、ハガキ職人には励みになる事かもね。(月)(木)(金)は不定期すぎだ。

23(水) クズ芸人企画 with 拓鈴木さん他。これもまた商法だ。クズとは一線を画したい別の意味でのクズだね。
     山ちゃんを楽しめないのは私が同属嫌悪を克服できないからで、山ちゃんは悪くない、はずだ…。

24(木) こだわり対決 with 長瀬コーチ。事務所の制止を振り切って暴走してくれたら一層、好きになっちゃう。
     「ふなっしー」を知らない小木さんは確かに格好良かった。そのテレビと無縁の生活に美学を感じる。

25(金) 今期の婚期企画 with 澤部さん。企画が見えてきませんが、五月蝿いと紙一重の賑やかな放送だろうね。
     カイザーが悪帝になった時点で私の中でこの番組は終わった。「YOUは何しに日本へ?」だけで良い。

26(土) エロ都市伝説企画 with 博士。一点突破の企画が潔い。先輩芸人に変に萎縮したりしなきゃいいけど。
     今更ですが男3人のラジオって聞いた事ないかも。たまに聴いても誰が誰だが未だに分かりません。

さて27(日)の「安住紳一郎の日曜天国」のゲストは歴史学者さん。読売新聞の連載と内容が被らないようにして頂きたい。前回の「白鷺の姐御SP」は大変スリリングな放送でした。私の中での13年の流行語大賞は、あれでもなくこれでもなく、「上等、上等」になりそうです。まだ聴けてませんが、年に1度の日天文化祭である公開放送もあり、スタッフとリスナーの結束は更に固いものになったのではないか。以前のフランチャイズタウン(字面が「フライディ・チャイナタウン」っぽい)が協力して文化祭に出店して、その輪が広がっていく感じが良いですね。今回は水彩画家も出展するんですよね(笑) 人気の理由も分かります。安住さん、ここ数週間のフリートーク、上等だよ!
ニッポン放送:ニッポン放送の特設サイトのゲスト写真のオジさん率の高さ!! 加齢臭が漂ってます(苦笑)
さて、ANN GOLDのパーソナリティが大幅に入れ替わりましたね。本家の1時台より良い人選ではないかと思うのは、私が若くないからか!? 初日の21(月)のバカリズムのANN GOLDにオードリー登場。これは楽しみ。というか、リスナー(私)が離れる前に(土)にバカリズムさんを呼べば良かったのに…。敢えてマイナー路線を狙う、そしてリスナー置いてけぼりの余裕を見せる企画の数々が嫌だったのに。
22(火)のゆずのANN GOLDと、26日(土)の清水ミチコさんのコラボは、丁々発止の会話が期待できそうで楽しそう。連動企画は長時間楽しめると前向きにとらえるか、人気者同士の補完と経費節減という局の意向を後ろ向きにとらえるか、それはリスナーの気質次第。
ANN各曜日の企画・ゲストと一言コメント。

  • 21(月) 女心SP with SHELLYさん。またもや10代女子に大人気、という苦肉の勲章でしょうか。
  • 22(火) ゆるキャラ企画。深夜にテレビ番組が開始したのは終わりの予感? そっちで楽しみます。
  • 23(水) 洋楽企画。夜帯の新番組おめでとうございます。お忙しそうなので、深夜はそろそろ…。
  • 24(木) パパ企画。ゲストの人選は「メガネ」の勝ちだと思いますが、一番結果の読めない木曜日。
  • 25(金) セクシー企画。オードリーと同様、バナナのお鼻をガツンと凹ます結果を望んでます。
  • 26(土) サークル企画。スタジオの中でキャッキャしてる付け焼刃にはお似合いの企画なんでは。

「オードリーのANN」は、視聴停止のままです。最近「爆笑問題カーボーイ」を聴いていて、オードリーのANNも長寿番組になって、今の爆笑問題のような関係性に落ち着いたらまた私も楽しめるのではないか、と思った。いつまで経っても相方の発言に噛み付いたりイラついたりするものの、それがトムとジェリーのような仲の良い喧嘩であれば、それは例え毎週、繰り広げられても楽しいエンターテイメントになる。聞く所によると爆笑問題も以前はその域から外れていたのだから、オードリーも時間の経過と共に関係性がまろやかになるのではという希望的観測がある。そうなるには春日さんに柳に風の対処法と、何と言われても揺るぎのない自分を確立してもらわないと。楽しい2時間になりますように。
j-wave:岡田氏の番組のゲストは建築家。そういえば私が公式だと思っていたYouTubeのチャンネルはファンによるものでした。人気や知名度と再生回数との関連が分かってそれはそれで楽しいものですが。