おい、best_lilium、お前は文句ばかり並べてるな。でも、それだけラジオが好きなんだろ。

偶数月の10月は聴取率調査週間(スペシャルウィーク/SW)の実施月です。期間は明日15日(月)〜21日(日)。今回もラジオ局3局のSW特設サイトを巡回して私が気になった番組を紹介します。どうぞ、お付き合い下さい。
TBSラジオ:(月)の伊集院光さんの「深夜の馬鹿力」は、3〜4月前後の悪夢のクレームトークから脱却して、聴いていて居た堪れない気持ちになる事は大幅に減った。でもホント、1回でいいから「受け手の気持ちを考えず、自分の鬱憤を晴らすためだけに番組を使いました」って謝罪してくれないかな、伊集院さん。ご自分で聴きなおして御覧なさいよ。という訳で私の中で2012年は伊集院株、大暴落中。今の伊集院さんは、かつて私がなりたい大人の代表であった伊集院さんの延長線上にはいない様に思える。憧れよりも幻滅が多い今日この頃。ツイッターは見ないって決めたんだ。嫌いになっちゃうから。非モテ軍の「良き兄貴」からただの「面倒臭い大人」になっちゃった。自分以外の、年上の有能なブレインを置いていたら少しは番組の有様も違ったのでしょうか。何でも一人で出来ちゃうことが、精神状態の揺れ動きも含め、番組の瑕疵になっている。
(木)の「おぎやはぎのメガネびいき」は、3連勝後の1引き分けみたいですね。そして今回は歴史的勝利を収めた魔法小木企画が再度到来。後述の(土)ANNと違い、私は「メガネびいき」スタッフを信じていますから、また違った切り口で徹底的な茶番を演じてくれるとは思います。就寝用BGMとして「メガネびいき」を流している私としては、SWになると色々と騒がしくなるので(男の喘ぎ声とか、チャーハン炒める音とか(笑))、フリートークの充実度を含め通常放送が好ましかったりするのですが、毎度の茶番がまた翌週以降の語り草になるので、SWも悪くない。2012年のJUNKはおぎやはぎの年だと思うのは私だけじゃないはず。
JUNK各曜日の企画・ゲストと一言コメント。

  • 15(月) 通常企画でしょう。トーク内容が多岐に、そして健全なだけでも嬉しいよ、ホント。
  • 16(火) 他番組ラジオ企画 with ひとり。1,2ヶ月聴かなくても問題がないのが大問題。
  • 17(水) 赤坂クエスト with 便利屋・博多(華)。好きになりたいのになれないから聴かない。
  • 18(木) 色んなプルギス。二番煎じかは工務店、お前の腕次第。せいぜい身体に気をつけろよ!!
  • 19(金) イロドリ日村計画 with ななお。企画(ゲスト)の期待度は低い。年末に期待します。
  • 20(土) 深読み企画 with MJ。相手が自滅している今が勝機。全勝出来るかもしれない。

21(日)の「安住紳一郎の日曜天国」のゲストは前回の「ぴったんこ」でも共演されていた歴史学者磯田道史さん。テレビでラジオでの出会いが語られると思いきや語られず。なのでラジオでテレビのお話が聞けたら嬉しいな。にしても本日14日の放送は素晴らしかったですね。良いものを聴けました。ハッスル2通でフランチャイズ決定の方式にはやや疑問を感じずにはいられませんが、昨年といい今回といい日天リスナーと村民の、その場所の温かな雰囲気がとても伝わる公開放送でした。何よりも2つの村の交流物資を安住さんが運ぶという心意気!! 揶揄しているように聞こえるかもしれませんが、リスナーの心を掴む術を本当に心得ているお方です。私はお忙しい安住さんの番組に懸ける確かな情熱を感じられて感動してしまいました。それを粘着質な笑いに変換してリスナーに届ける安住さんが大好きです。見習え、伊集院と思ったり思わなかったり(敬称略)。
ニッポン放送:(土)の自滅によって全敗するのか、だけが注目のオールナイトニッポン(ANN)。独走でなくなったらしい福山さんも負け始めたら本格的に目も当てられない。いいときだけのニッポン放送が今や、いいとこなしのニッポン放送
ANN各曜日の企画・ゲストと一言コメント。

  • 15(月) 似た者同士対決。さっさと人気者になって伊集院さんの尻に火をつけてほしいんだ。
  • 16(火) 社交性UP企画。JUNKに来れないなら塚地さんを番組に呼んでくれたら良かったのに。
  • 17(水) ステッカー処分SP(?)。このステッカーの在庫が捌ける時、番組の命も…。
  • 18(木) パンイチ人生相談。2012年は1回も勝てなかったりして…。終わってほしくはない。
  • 19(金) まじかSP。今のところスキャンダルはありませんから今回はバナナさんとまじ勝負!!
  • 20(土) あるある決定戦。JUNK番外地の(土)に並ばれたそうじゃねーか。当然だ!! 後述。

ANN唯一視聴の「オードリーのANN」は、番組内での告知前にニッポン放送の特設サイトでゲストのRGさんとの企画が先行して発表されていた。これを見た時、私ははっきりと「チーム付け焼刃」の作家陣の無能さを理解したように思います。コーナーを捻り出したはいいけれど、自力じゃ一つの笑いも起きない「あるある」に救世主が来たから、それに即座に縋る。まさに下衆の極みッ(久々)!! 以前も書きましたが、作家だけでなくオードリーも、番組で何かを生み出していくこと、リスナーの熱を徐々に高めていくことが、下手の極みッ(アレンジ)!! 「あるある」の流れも番組内で盛り上がって満を持しての家元・RGさん登場ではなく、方向性の見えないコーナーの梃入れで肩を貸してもらったのに、その高評価を我が物顔で語る始末。評価されたのは番組じゃなくてRGさんの実力じゃい!! 今回の企画に外れはないだろうけど、私には即効性あるドーピング薬に手を出してしまった様にも思える。あとオープニングトークの、どの入口から入っても出口が自分(オードリー)語りになる流れはウンザリです。聴取率の不振は、番組運営の稚拙さ故の当然の帰結だと私には感じられます。
j-wave:岡田氏の番組は「カワイイ」文化特集、だって…。大河主演決定おめでとうございます。顔は濃いのにすっかり時代劇俳優ですね。