クレーマーは私だったという大どんでん返し!!

偶数月の6月は聴取率調査週間(スペシャルウィーク/SW)の実施月です。期間は今日11日(月)〜17日(日)。今回もラジオ局3局のSW特設サイトを巡回して私が気になった番組を紹介します。どうぞ、お付き合い下さい。
まず今週、私が必ず聴くであろう番組は、JUNKの(月)(木)、ANN(土)、ANNG(木)、(木)たまむすび、そして「日天」ですね。
確か、6月と12月のSWが9月・4月の番組の大改編期に重大な影響を与える、だからそこに気合の入った企画を充てる、と論じていたのは安住アナだったと思う。その意味ではTBSラジオの「たまむすび」の『毎日がむすびの一番!たまむすび 相方登場ウィーク』企画は相当、勝負しているなと感じた。全曜日それぞれ注目を惹く組み合わせで、池田Pは番組開始当初から大勝負するためにこの企画を温存していたのかと彼の強かさを感じた。「やるな、池P」。特に(木)は卓球さんの都合で、ピエールの瀧さんと伊集院さんの競演があり楽しみである(ゲスト登場の伊集院さんはよそ行きな感じになる危惧があるけど)。他には博多の大吉さんと山里さんが相変わらず小忙しく、良い様に使われているのが気になった。
TBSラジオ:まずは伊集院光さんの「深夜の馬鹿力」。最近、番組の記憶が不鮮明である。原因は3つ。まず集中力の低下。DVD制作トーク、イタゴラ、空脳の脳内スルー機能を搭載してしまった。続いて視聴回数の激減。放送を1回通しで聴いたらそれで終わり。聴き直さなくなった。そして番組内容の形式化である。例えば過去2ヶ月の放送を順番に並べ替えよ、といった謎の問題が出題された時、正解する自信がない。なぜなら似たような印象に残らないトーク・投稿が多いから。これら3つが負のスパイラルで結合し、段々と番組への執着や記憶が薄れていくのであった。↓の若林さんへの苦言と同じで、ラジオパーソナリティは何かに一生懸命な時ほど、リスナーとの距離や温度差が生まれてしまうみたいだ。更には若林さんの「たりない」も伊集院さんのDVDも「とても力入れてるけど、興味ないのよね、その企画」というそもそもの出発点の違いが大きく響く。
(木)の「おぎやはぎのメガネびいき」は、裏の99さんにまた勝っちゃったんだって!? ラッキーパンチ。いやいや前回のSWは歌と笑いと涙のトライアングラーだったもの、これも当然と言える結果でしょう。すっかり直太朗ファンの私だぜぇ。今回の力の抜けた企画でも勝てたらいよいよ政権交代も本物ですが、あっさりと勝ってほしいような、ここらで負けといて一旦フィーバーを沈静化させておくのがひいては番組の為のような複雑な心境です。格下だったからこその、強烈なカウンターパンチだったわけで。ただ、第三者の口を借りた「勝っちゃったらしいです」の報告も聞きたいんだよねー。
JUNK各曜日の企画・ゲストと一言コメント。

  • 11(月) 通常放送か。おかえり、かみさん。伊集院さんのトークに幅を与えて下さい。お願いだよ。
  • 12(火) 東京スカイツリ―企画。with新婚のプリンス。ボンヤリとした企画だなぁ。足跡残してよ。
  • 13(水) 山ちゃん自己満足企画? ゲストは安クロちゃん。1週間おいて企画の目玉にする事かしら。
  • 14(木) 兼ちゃん道楽萬福企画。数字優先だと熱くなり過ぎて引火するぜ。映像プッツリだぜ(笑)
  • 15(金) 下半期の作戦会議企画。世間が軽くざわつくレベルの藤本さんの本音の意見が聴きたい。
  • 16(土) 総一郎企画。異色の組み合わせが良い。ゲストに企画意図の十分な理解があればいいが。

17(日)の「安住紳一郎日曜日の秘密基地」のゲストコーナーは女優親子。楽しいのは正義だけど、楽しくない2世タレントはただの邪魔者。親御さん単体で聴きたかった、とならないようにお子さんの頑張りに期待。
ニッポン放送:最注目番組は(木)ANNGの有吉さん。何でも『“毒舌”有吉弘行が、ニッポン放送“勝手に編成局長”として、ニッポン放送で現在放送してる番組について、“一石”を投じる企画』があるらしい。ラジオ好きな有吉さんには是非、ニッポン放送の凋落に辛辣な意見を期待したい。何ならANNの一曜日を担当して欲しいものだ。(土)以外ならどこでもOKだよ。
ANN各曜日の企画・ゲストと一言コメント。

  • 11(月) 身内ゲスト。婉曲な定型句で言うと、「ファンには堪らない内容だ」。ファン頼み、不安だ。
  • 12(火) モノマネの人。女子会とは不毛な会話の応酬である。興味なさ過ぎてコメントが浮かばない。
  • 13(水) リスナーお宅訪問企画。再びの「ファンには堪らない内容だ」。再びのコメントが浮かばない。
  • 14(木) 事前の入念なネタ振りと即興歌企画? どっかで聞いたような…。こっちは勝負仕掛けてます。
  • 15(金) 企画不明、出演者不明。SW関係なく通常放送の固定ファンだけにお送りする真っ当な存在!?
  • 16(土) 春日さんの救済か修行か追放か。登場する身内(であろう)ゲストが面白い人である事を望む。

ANN唯一の視聴番組「オードリーのANN」は、若林さんのご機嫌次第だと感じた2ヶ月でした。この2ヶ月は毎日、真剣にお笑いと向き合って、1人の仕事も充実した期間。そこで客観的にオードリーというコンビを熟考したからこそ、春日さんへの警鐘連発なんだろうけど、それ面白い? リスナーに関係あります? 番組内の空気が濁ってますけど? と思ってしまう事しばしば。また忙しさの限界を超えた罵倒によるストレス解消にも思えてしまった。スタッフの「チーム付け焼刃」は若林派だから春日さんの孤独が際立つ。それってイジメの構図に近くないか?と居た堪れない事しばしば。番組のピリついた空気が反転して、若林さんへの苛立ちとなって表れた。毎度同じ「たりない」話ばかりしやがって。そんなディープな内輪話も「部室トーク」の域を脱せない番組の特徴なのかもしれないが、部室の外にいるリトルトゥースの存在も念頭に置いて欲しい。
前回のSWは充実の内容でした。松村の出演時間が短すぎたぐらい。今回の企画はあまり期待出来ませんが…。
j-wave:岡田氏の番組ゲストは「じゃない方」伊集院。静かな方。聴かなくても大丈夫な方。