寒いところでマッチ擦り合わせ。

暗いところで待ち合わせ (幻冬舎文庫)

暗いところで待ち合わせ (幻冬舎文庫)

感想は コチラ に。
童話「マッチ売りの少女」後半より。かなり危ない状態。一体、少女はマッチ一箱、幾らで売っていたのだろうかとか、それは現在の日本円にすると幾らぐらいなのかとか、マッチを何箱売ればその日を暮らしていけるのだろうかとか、色々気になるお話です。少女「マッチいかがですか? 一箱1000円ですけど」 通行人1「いや、100円ライター持ってるから」 通行人2「チャッカマンの方が便利だよ。お嬢ちゃん1ヶ300円で買わないかい?」 通行人3「ウチ、オール電化住宅なんで…」。一向にマッチは売れず、寒さは厳しさを増す一方。寒さに耐えかねた少女が売り物のマッチを擦り合わせると…。