妖怪症候群。

百鬼夜行抄 (6) (ソノラマコミック文庫)

百鬼夜行抄 (6) (ソノラマコミック文庫)

7月は1日1冊、漫画を読んでいます。自慢ではありません、どちらかと言うと懺悔です。これまでに読んだ20冊余りの漫画を分類してみると、偶然にもその多くが妖怪や妖怪っぽいものが出てくる作品。
↑の漫画『百鬼夜行抄』もその一つ。本書を知ったのは、畠中恵さんの『しゃばけ訂正:多分『ぬしさまへ』の解説。『しゃばけ』シリーズの主人公の一太郎と妖怪の犬神と白沢の関係が、本書の主人公・律と妖怪・尾白と尾黒を連想させる(うろ覚え)と書いてあって興味を覚えたので読んでみた。私としては2つのグループの関係性は全く違うと思うのだが、この尾白・尾黒、そして主人公の従姉弟の司ちゃんとの関係性はとても好きです。
似ているといえば本書の律と祖父と青嵐の関係が、そのまま『夏目友人帳』の主人公と祖母と「ニャンコ先生」に重なっている。同じ妖怪漫画だからか全体のテイストも似てるし。夏目の人気と共に本書も注目されれば良いな(特に尾白と尾黒)。でも本書の欠点として話がやや複雑で、しかも話の交通整理がいまいち上手くないので分かりづらかったりするのが問題ですが…。読むのに体力(?)、集中力が必要な漫画なんです。
漫画といえば予告通り、今日7月19日から「季節のピッタリ読書」の「よつばと!編」を始めました。偶然にも今年は作中と曜日が一緒なので、自転車を買ってもらった9月1日は月曜日で、ジャンボと一緒に牧場に行った9月25日は、ジャンボの花屋の定休日の木曜なのだ。明日はトイレの鍵が壊れるだろう…(絶対に外れない予言)。