ぐろういんぐ り〜ど。

ラジオといえば6月は3週連続で岡田氏の「Growing Reed」を聴きました。対談の相手は、腹話術師のいっこく堂さん、漫画家の弘兼憲史さん、オーケストラ指揮者の宮本文昭さん。どの対談相手の方も、対談後のコメントは岡田氏にメロメロとの内容。至近距離であの眼力で見つめられ熱心に話されたら誰でもそうなるのは必至? 1人きりのお仕事だからかラジオの岡田氏はテレビの3倍しっかり者に、そして3倍明るい人に聴こえる(笑)
いっこく堂さんの回は岡田氏は驚愕していたけれど、危惧していた通りラジオではいっこく堂さんの技術の高さがコチラには伝わりにくかった。以前、同番組に登場した声優の山寺宏一さんが「いっこく堂さんに腹話術でま行とパ行を発音する方法を聞いたが教えてくれなかった」と話していたと思うのだが、今回はいっこく堂さんの自らその秘密が語られていた。技術的な解説をしても真似を出来る人は少ないだろう、という判断からだろうか。確かにアレは相当な努力をしないと出来ない。映像的でラジオに向いてるとは言い難い内容だったけれど、声の演じ分けから人形たちの人格の話まで話題の尽きない60分でした。
弘兼憲史さんは尊大な感じを全く受けない話し方が印象的。歳を重ねた人特有の頑固さがなかった。好感大。さすが(?)柴門ふみの旦那である。お二人の恋愛話が聴きたかったが…。
オーケストラの回では、岡田氏の発言に彼が音楽一家に生まれた事が窺い知れた。オーボエ奏者といえば黒木くん。言っても仕方ない事だけど岡田氏の「千秋真一」が見たかったなぁ…。