笑顔のお相撲さん。

録画したものの優勝コンビを知ってしまい見る気をなくしていた『史上空前!! 笑いの祭典 ザ・ドリームマッチ '07』をとうとう見る。放送日が2007年1月4日で見たのは同年11月17日だから、放送から11ヶ月と13日目にしてようやく録画を消去。感想を一言で言うと、期待以上でも期待以下でもなく、かな。
今回も去年に引き続いて審査員気取りでメモを片手に「カップル」(←「コンビ」とどう違うのか謎)のネタを見たので、楽しむというより粗探しをしてしまったかもしれません。そこを差し引いても、あまり面白いとは思えなかったけど。今回はさすがに去年のような客によるブーイングはなくなっていたが、ネタの発表時間が少々長かったように思えたし、あの勝ち抜け方式(?)の組み合わせ方法は制度的によろしくない。
しかし一番の疑問は、必要性のよく分からない審査員たちである。第1・2回目は審査委員長が志村けんさんなので、笑いの審査眼はもちろんあるが、第3回目の今回は森光子さんである。過去を振り返ってみると、審査員が上記の志村さんとババア枠(笑)とスポーツ選手枠というのが固定みたいだ。ババア枠は(1)朝丘雪路(2)中村玉緒(3)森光子である(敬称略、以下同じ)。スポーツ選手枠は(1)小川直也(2)北島康介(3)朝青龍である。今回に関しては女優枠の黒谷友香さんが一番笑いが分かっていたかもね。
長くなりましたが登場順に一言感想を。()の中の数字は私的順位です。

  1. 宮迫・川田カップル(7)朝青龍の前で中田ヒデのネタをやるとは…。横綱の笑顔が悲しい。
  2. 天野・田中カップル(3)安定感はあるが、同じ事の繰り返しだから後半ややクドく感じた。
  3. 蛍原・タカカップル(9)蛍原さん…。テンポが悪くて、面白い箇所で面白くならなかった。
  4. 志村・三村カップル(4)そもそもルール上、3人でコントやって良いの? 繰り返す度に笑いが起こるのは分かるけど、こういうハプニング系はねぇ…。持ちネタだし。良くも悪くもベタベタ。
  5. 山口・遠藤カップル(5)去年と同じでぐっさんが出ると全て「芸」である。コントはネタ振り。
  6. 大竹・亮カップル (2)TBSで亀田一家ネタをやるとは…。1年って長いね。ネタは好き。
  7. 出川・ゴリカップル(6)森光子の前で下ネタ。展開の予想がつかないカップル。敢闘賞。
  8. 松本・トシカップル(1)初めて新カップルならではの化学反応かも。ネタの完成度も高い。
  9. ウド・淳カップル (8)ウドさんもだが、淳さんもかなりドイヒー。コントとしても未完成。

ウドさん・出川さん、違う意味でぐっさん・志村さんは相方としては使いづらそう。
来年も番組があって、今回と同様に「ニューカマー枠」があるとしたら、そこにチュートリアルが出そうな予感。以上、11ヶ月と17日遅れの、完全に自己満足の話題でした。では。