酔いしれるには早すぎる。

九杯目には早すぎる (FUTABA・NOVELS)

九杯目には早すぎる (FUTABA・NOVELS)

デビュー作だからだろうか、力技が多かった感じを受けた。ミステリの味わいであるいつの間にかに謎に陶酔させられて正気に戻った時には騙されている、という感覚は味わえず、最後に強いお酒を一気飲みさせられた感じだった。酔い方としては、あまり良くない。バーのマスターが多種多様のカクテルを作るように、もっと味わいや見た目に変化があったらな、と思う。ワインのように年を経て良い味わいが出る作家さんになって下さい。無理矢理にお酒関連でまとめてみました。感想は コチラ に。